病気になったとき

病院に行く

病院に行くときは,必ず国民健康保険証を持って行き,受付窓口で保険証を出してください。保険証は日本全国で使うことができますので,旅行に行くときも持って行ってください。保険証を持たないで病院へ行き,費用の全額を支払ったときは,病院で発行された領収書,明細書と国民健康保険証を住民登録している市役所や区役所に持って行き,手続きをすれば,審査の後,支払った費用の診療費の7割が戻ってきます。他人の保険証を使ったり,自分の保険証を他人に貸したり,売買することは法律で禁じられています。違反すると罰せられます。病院に初めて行く場合や,あまり日本語がわからない場合は,できるだけチューターや日本人の友達と一緒に病院へ行った方がいいでしょう。

北海道 外国語の対応可能な医療機関について(北海道HP)

医療通訳のボランティア

特定非営利活動法人 SEMI さっぽろ(英語)
SEMIは札幌で外国人のために医療通訳を派遣しているグループです。あなたが病院に行きたいときの通訳を、下記のウェブサイトから申し込むことができます。
http://semi-sapporo.com/

SCI(札幌中国語医療通訳グループ)(中国語)
中国人留学生のための医療通訳サポート事業を行っています。メールで問い合わせができます。

北海道大学保健センター

北海道大学札幌キャンパスの保健センターでは、健康診断のほか、健康相談、応急的な診療、他の医療機関の紹介などを行っています。

診療時間

種類 診療科目 曜日 時間予約
診療 内科 月~金 13:00~15:30(診察開始13:30~)内科診察は先着順のため,予約はできません。Tel: 011-706-5484
診療 精神衛生相談 月~金 13:00~15:30(診察開始13:00~)電話予約が必要です。Tel: 011-706-5418
健康相談 歯科相談 月~金

ウェブサイトより予約が必要(学内のコンピューターからのみ行えます)。歯学部1階歯科相談室にて実施。時間厳守。

カウンセリング 月~金 カウンセリング希望の方は,まず精神衛生相談を受診してください。
各種健康相談 女子健康相談 電話にて予約が必要。Tel: 011-706-5484(内科)
各種健康相談 栄養相談 電話にて予約が必要。Tel: 011-706-5484(内科)

病気になったときの費用

国民健康保険に加入していれば,実際にかかる医療費の30%の支払で治療を受けられます。
また,収入に応じて,毎月の医療費の支払いに対し,自己負担限度額が設けられています。手術や入院などで高額な医療費がかかる場合,「高額療養費」制度の手続きをすると,毎月の自己負担限度額を超える医療費を軽減できる場合があります。

注意事項

  • 申請手続きが必要です。
  • いったん,病院の窓口で,全てを支払う必要があります。手続き後,自己負担限度額を超える医療費が直接払い戻されます。
  • 詳細は市・区役所にお問い合わせください。

申請場所

住んでいる地域の市・区役所

必要書類

①健康保険証,②領収書,③印鑑,④銀行口座の通帳

留学生入院に伴う連帯保証制度

日本では入院する際,連帯保証人を必要とする場合があります。
「留学生入院に伴う連帯保証制度」は,留学生が入院する際に連帯保証人を必要とする場合,大学が機関保証する制度です。
この制度は「北海道大学外国人留学生後援会」事業の一つです。手続きなど詳細は,学生支援課窓口(高等教育推進機構1階1A窓口)にお問い合わせください。

入院時連帯保証必要書類

様式1連帯保証人申請書(入院時連帯保証)

様式2誓約書(入院時連帯保証)

健康診断

4月入学者の健康診断は4~5月に、10月入学者の健康診断は11月に実施しています。また、新入生以外の在学生の健康診断は毎年4~5月に実施しています。
北海道大学保健センター 健康診断情報(学生)

※令和2年度(2020年度)の健康診断実施を延期します。

病気予防のために、毎年1回は必ず健康診断を受けましょう。
大学の健康診断を受けた人は、大学の証明書自動発行装置(ACM)で健康診断書の発行を受けることができます。

健康保険について

学生生活に必要な保険を参照してください。

予防接種

渡日時の予防接種については、出身国の保健・厚生関係省庁の情報を参考にしてください。