ダブル・ディグリー・プログラムとは
協定校との間で実施するプログラムのひとつで、原則、派遣先の大学において入学料、検定料、授業料を支払うことなく正規生として在籍することができ、本学及び派遣先大学の修了要件を満たした際に、それぞれの大学から学位が授与されるプログラムです。
【参考】本学における定義
本学と外国の大学との間で協定等を締結し、同じ学位レベルの教育プログラムを開設し、単位互換等を通じ、プログラム参加学生がそれぞれの大学の卒業・修了要件を満たした際に、当該大学に対し、各大学がそれぞれ学位を授与するもの。
○参加条件
・本学の大学院に在籍する学生であること。
・プログラムを導入している本学の部局に所属していること。
・1年程度の派遣先大学での滞在が可能であること。
・プログラム参加に求められる語学能力を満たしていること。
(語学能力については、資格証明を求められる場合もある)
上記以外にも、各プログラムによって個別に定めている条件がありますので、プログラムを導入している各部局の事務に問い合わせてください。
○学生にとっての参加メリット
プログラムに参加した際に得られるメリットについて以下に記載していますので、参加を検討する際の参考にしてください。
・本学に在籍したまま、派遣先大学にも在籍することができ、両大学の修了要件を満たしたのちに、両大学から学位が取得できます。
・多角的な視点を活かして研究を行うことができ、通常よりも少ない時間で複数学位を取得できます。
・異なる環境で研究活動を行うことで、研究の幅を広げられます。
・授業料等について、相互不徴収が原則適用されますので、費用を抑えて修学できます。
・取得した複数の学位や学修経験について、就職活動の際にアピールできます。
・長期の派遣プログラムであるため、語学能力、コミュニケーション能力が高められます。
〇参加方法
STEP1.「ダブル・ディグリー・プログラム協定校一覧」をチェックし、所属する部局に希望するプログラムがあるかどうか確認する。
STEP2.該当するプログラムがあることを確認したのち、所属する部局の教務担当者及び研究指導を担当している本学の教員に、プログラム参加を希望することを伝える。
STEP3.派遣先大学の受入れ体制について、部局の教務担当者もしくは指導教員を通じて確認を行ったのち、プログラムに参加するための選考を受ける。
※選考については、各部局によって方法が異なりますので部局の教務担当者もしくは指導教員に確認して、プログラム毎に定められた選考を受けてください。
STEP4.選考に合格後、プログラム参加学生として派遣先大学に入学するための必要書類を作成し、部局事務に提出する。
STEP5.指導教員と相談して決定した履修スケジュールに従って、プログラムに参加する。