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現代日本学プログラム課程は,21世紀の日本の大学に求められている留学ルートの多様化,留学生の日本定着の促進,大学教育の国際標準化と質保証といった方向性に呼応するために,平成27年度に新たに北海道大学に設けられた,外国人留学生対象の4年制の学士課程です。現代日本の社会や文化に関心を持つ留学生を広く世界に求め,本国において英語能力を備えた留学生に対し学士課程において日本語教育を施し,同時に現代日本の社会や文化に関する理解を深める専門的教育を行う,バイリンガルプログラムです。英語が母国語ではない学生にとっては,3ヶ国語が堪能になります。

本プログラム課程は,本学の四つの理念(フロンティア精神,国際性の涵養,全人教育,実学の重視)の下,一方で社会の基本構成要素に即した関心を軸とし,他方では異文化融合的視点をも併せ持つ,多角的知識を身につけたジェネラリストとなり,高度な日本語運用能力を元に,日本社会に対して深い理解と共感を持ち,国内外で日本のよきパートナーとして日本と世界を繋ぐ役割を果たす,教養豊かなグローバル人材を輩出することを教育目標としています。特に,思想・文化・歴史・制度の諸側面に亘って,現代日本で有機的な異文化理解力,そして専門的な知識や技能の基盤を有した,日本のよきパートナーたる人材を育成することを主眼とし,以下の能力を身に付けることを重視します。

 

1) 充実した日本語能力 

日本語の読み・書き・会話の基礎をマスターすると共に,自らが志す専門的領域での研究や活動に必要な日本語を活用することができる。

2) 現代日本に係る多角的な知識

現代日本学の基本となる日本の思想・文化・社会・制度などに関して,英語によって基礎知識を修得すると同時に,日本語により主として文学・教育・法学・政治学・経済学等の領域における専門的知識を有している。

3) 国際的視野の下での思考力

日本人学生と共に学びながら,彼我の文化や生活様式の相異を的確に理解し,現代の複雑な社会問題に関してバランスの取れた判断を行ってゆくための基礎となる考察能力を有している。

4) 北海道の文化的独自性の理解

自然や民族文化などの点で日本の他地域とは異なったエコロジー的・多文化的な環境にある北海道の地で学ぶことで,日本社会の多様性を見直す視点を獲得する。

5) 日本と世界との新たな関係づくりへの貢献の意欲

日本や日本語の知識を持つだけではなく,日本の文学や歴史,教育,法や政治,経済等に通じて,日本社会や文化をより分節化・精緻化して理解し,日本と世界との架け橋の一端を担ってゆく積極的な意欲を持つ。