2.アパート

目次

1.アパートを借りる

2.生活で注意する重要なこと

3.連帯保証制度

4.その他リンク

アパートを借りる

アパートを借りる場合の手順

1)日本でアパートを探す場合、仲介業者(下記「用語の説明」参照)を通して探すことが一般的です。
希望する部屋の条件を伝えると、希望に合った部屋を探し、部屋を見せてくれます。

2)希望の部屋が見つかったら、賃貸借契約の手続をします。日本でアパートを契約するとき、
連帯保証人が必要である場合が一般的です。外国人留学生が連帯保証人を見つけることが難しい場合、
民間保証会社を利用することで契約することができます。(審査あり)

3)賃貸借契約手続が終わったら、仲介業者から部屋の鍵を受け取り、部屋に住むことができます。

用語の説明
・仲介業者 不動産物件を紹介し、契約手続等を行う業者
・仲介手数料 仲介業者を通して紹介された部屋に入居する場合、仲介業者に支払う手数料
・賃貸借契約書 不動産物件を借りるための契約書。家主、借り主、連帯保証人が記名・捺印する
        ことで契約が成立
・重要事項説明書 賃貸借契約に関する重要なポイントをまとめた説明書。仲介業者の資格者が
         契約前に説明する
・連帯保証人 借り主に何かあった場合、借り主に代わって対応する人。
       一般的には親族に依頼することが多い
・敷金 賃貸借契約書を締結するとき、家主に預けておくお金。契約期間が満了したときに
    返金されるが、部屋の修繕費や未納分があると充当されることが多い
・契約期間 通常2年間
・解約違約金 契約期間(通常2年間)が終了する前に賃貸借契約を解約して退去する場合に
       支払うお金
・管理会社 不動産所有者の委託により、物件の管理業務を行う業者。アパート入居中の問合せは
      管理会社にする
・家主 物件の所有者。大家、賃貸人、貸し主とも言う
・原状回復費用 部屋を退去する時は入居した時と同じ状態(自然損耗を除く)に戻して貸し主に
        返すのが原則であり、故意または過失により部屋や設備を汚損・毀損した場合
        修理したり賠償するための費用

契約時の注意点

1)日本の仲介業者は基本的に全て日本語で説明します。契約書類も全て日本語で記載されています。
  内容を正しく理解して契約するためにも、アパートを探す時は日本語がわかる友人などに
  付き添ってもらうとよいでしょう。

2)部屋が決まったら、入居する前に部屋の状況を家主や仲介業者と一緒に確認する必要があります。
  傷や汚れがある場合は、入居7日以内に写真を撮り場所をチェックリストに書き込んで管理会社へ
  送りましょう。同じ内容を自分でも退去時まで保管しておきましょう。
  もしこの証拠がなければ、部屋を退去する時にその傷や汚れはあなたがつけたものと判断されて
  しまい、修理費用を請求されることになります。

生活で注意する重要なこと

日本で生活するには生活上の様々なルールがあります。特に次のことについて注意を払い、
ルールを守りましょう。

1)家賃の支払期限厳守
必ず家賃は毎月の期限までに支払わなければなりません。
家賃は前払いで、家賃等の支払い額が定額の場合請求書は通常発行されません。
請求書が届かなくても毎月期限までに支払うことになっています。
もし支払期限を守らないと、遅延損害金を請求されたり賃貸借契約を解除される場合があります。

休暇帰省などで家を空ける場合は、必ず期限までの家賃を事前に支払ってください。
もし期限までに支払わなければ、たとえ帰国中や研究で海外にいても、海外から家賃を送金して
もらうことになりますので、十分注意してください。

2)生活音の問題
日本のアパートは防音のための特別な設備がないので、生活音が周りの部屋に響くことが
あります。自分では特別大きな音を出しているつもりはなくても、深夜・早朝など静かな
時間帯には特に隣や上下の部屋に音が響きやすいです。
電話話し声チャットの会話鼻歌シャワーの音、テレビ音楽の音、楽器の演奏などは
周りの人の迷惑にならないよう、深夜22:00以降早朝7時までは控えましょう。

3)ゴミの問題
ゴミの捨て方のルールは、自治体によって厳しく決められています。
ゴミは自治体のルールに従って正しく分別しなければなりません。
分別したゴミはゴミ回収曜日の当日朝8時までに、決められた場所に捨てることになっています。
分別されていないゴミは回収業者が回収できず、そのまま残りカラスなどの鳥や動物などが荒し
散乱して近隣住民や管理会社に大変な迷惑をかけてしまいます。
迷惑をかけるだけではなく、散乱したゴミの処分費用などは管理会社から請求されることに
なります。
必ずゴミ分別ルールを守り指定曜日指定場所に捨てなければなりません。
捨てる場所は住んでいる物件や地域により異なります。
住んでいるアパートの管理会社に確認しましょう。

4)水道管凍結、破裂事故
冬期間、外気温が-4℃以下になると、水道管の水が凍り水道管が破裂することがあります。
自分の住んでいるアパートで自分の過失により水道管が凍結・破裂した場合は、その修理費用を
支払わなければなりません。
修理にはお金と時間がかかります。
冬期間は気温をチェックして、外出したり家を空ける場合には水道管の水抜きをしましょう。
水抜きの方法はアパートの管理会社へ確認してください。

5)カビ
部屋の湿度が高い状態を放置しておくと、室内の壁や床などにカビが生えることがあります。
カビによる部屋や設備への汚損は、修理費用を請求されます。
部屋の湿度が60%以下になるよう気をつけ(湿度計の購入をおすすめします)、
日常的によく換気し結露が発生したらすぐに掃除をするようにすることで、カビの増殖を
防げます。
家具と壁の間の空気の循環をよくするなど、日常的な清掃をよくしてください。

6)退去時
退去する日の1ヶ月前(物件によっては2ヶ月前)までに、アパートの家主か管理会社へ
退去の連絡をすることになっています。これを1ヶ月前(又は2ヶ月前)解約予告といいます。
解約予告をしなければ、違約金として家賃を1ヶ月(又は2ヶ月)相当額を支払わなければ
なりません。
退去する最終日には必ず自分と管理会社(又は家主)とで部屋のダメージを確認することに
なっています。これを「退去時立会たちあい)」といいます。

ルームチェック(立会)の日までに、自分の荷物をすべて部屋から出してゴミを処分し
自分できれいに部屋を掃除してください。

部屋の使い方が汚いと、今後留学生に部屋を貸してもらえなくなる場合がありますので、
日頃からよく部屋を掃除し、退去する前にもきれいに掃除をして返すようにしてください。

7)契約違反
借りているアパートは家主のものです。よって勝手に部屋を改装したり、付属品や設備を
取り外す/処分する/転売するなどの行為は契約違反となります。
契約書に記載されていない人と無断でルームシェアしたり、家主や管理会社の許可なく他人へ
転貸(民泊)することも厳しく禁止されています。
契約に違反した場合は、契約を解除される場合があります。

連帯保証制度

北海道大学に在籍する外国人留学生が、アパートを借りる際に連帯保証人を必要とし、
個人的に見つけることが難しい場合に、北海道大学が機関保証する制度(外国人留学生
賃貸住宅連帯保証制度)があります。
* 北大の教員は連帯保証人にはなれませんので、先生個人に連帯保証人を依頼しないよう
  ご注意ください

【利用条件】
(1)北海道大学に在籍する外国人留学生であること
(2)在留資格が「留学」であること
(3)留学生住宅総合補償に加入すること
*入居者は、本人単独か、本人とその家族(配偶者・子供)のみであること。
 ただし、家族以外の同居人として本学の外国人留学生のみ認めます。
 日本人学生や他大学の学生など、北大生ではない者と同居する場合は、この連帯保証
 制度を利用できません。

【手続き】
必要書類は、留学生サポート・デスク(国際連携機構1階)にて説明、配布しています。
この制度を利用したい場合は、不動産業者で部屋を探した後、不動産業者からその部屋の
入居申込書をもらって学生証と在留カードを持参し、留学生サポート・デスクに来てください。
友人と同居する場合は、契約者と同居人が一緒に来る必要があります。
連帯保証人申込みに必要な書類は次の通りです。

【必要書類(全て原本)】
① 連帯保証人依頼申請書
② 誓約書
③ 連帯保証に係る保証書
④ 賃貸借契約書、重要事項説明書、間取図、その他一式
⑤ 留学生住宅総合補償 補償料払込レシート
⑥ 学生証(合格通知書/在籍期間が明記された在籍証明書/入学許可書+入学料領収書も可)
⑦ 在留カード(パスポート+在留資格認定証明書も可)
⑧ その他必要とする書類

①②は留学生サポート・デスクでお渡しします。
申込み手続きは同じ建物の国際連携機構1階にある、国際教務課(109室)で行います。
申込み書類の提出は必ず、アパートの契約者本人が行うことになっており、友人や家族に
代理で頼むことはできません。
また郵送やEメールでの申込み手続はできません。

部屋を探してから連帯保証人の申込みをし、契約までは1週間から10日程度かかります。
部屋を見つけたらからといってすぐに住むことはできないのでご注意ください。
入居日まで余裕をもって部屋探しをするようにしてください。

【注意】
*連帯保証の申込みをした時点の在籍課程が修了するまで、大学は連帯保証を引き受けます。
 進学したり留年によって在籍期間が延長になった場合は、連帯保証期間の更新手続が必要です。
*在留資格が「留学以外に変更となったり、在留期限が切れた場合、連帯保証は解約します
*退学などにより在籍予定期間より前に離籍する場合、大学は連帯保証契約を解約します
*連帯保証制度を利用してアパートに住んでいる間は、必ず「留学生住宅総合補償」を
 有効な状態に更新しなければなりません。この保険を更新しない場合は、連帯保証を解約
 します。必ず期限が切れる前に更新手続に国際教務課へ来てください。

その他リンク

1)保証会社
 グローバルトラストネットワークスGTN) 
 外国人留学生の他、北大教職員も利用できます。
 保証料 初年度=賃料等の30%(最低保証料15,000円~)
     次年度以降 10,000円(年額)
 
 外国人スタッフが豊富で、日・英・中・韓・ベトナム語での対応可能
 緊急連絡先として、母国の両親と、日本国内の友人(外国人も可)が必要
 *指導教員やクラス担任に緊急連絡先を依頼しないよう注意してください

2)ユニライフ北海道大学内店Unilife)
 国際連携機構1階にあり、英語・中国語対応可