↑ 国際インターンシップ体験談 (2020年度オープンキャンパスにて配信した内容です)

 

↑ オンライン国際インターンシップ体験談 (2021年度オープンキャンパスにて配信した内容です)

 

国際インターンシップとは

国際インターンシップは,2016年度より先進的なグローバルリーダー育成として,海外における企業等の活動を体験的に学ぶ研修として実施してまいりました。国際インターンシップを通じて,学生は日常とは異なる状況下(企業等での活動,異なる社会状況・言語等)で,社会の課題へ挑む力,自己を見つめる力を育み,多様な人々とのコミュニケーションを通して,現代社会で活躍するためのスキルとマインドを磨きます。

【対 象】 北海道大学の全学部・大学院に所属する正規生対象(学部2年次以上、休学者除く)原則最終年次の学生を除きます。
但し、大学院進学等で就職活動を行わない最終年次の学生は例外とします。
【実施期間】原則夏季休暇期間中(8月~9月)の2週間~6週間程度
【語学力】 原則として、現地での研修参加に支障がない英語能力が求められると共に、選考審査および面接審査で企業等とのマッチングを行います。
【取得単位】全学教育科目「インターンシップA又はB(国際)」/大学院共通授業科目「国際インターンシップ」(2単位*)を認定
(*単位数が異なる場合もあるため詳しくは要相談)
【奨学金】 給付型奨学金を申請する事が可能

 

国際インターンシップは,派遣先企業・組織の豊富さ,業種の多様さ,そして事前・事後授業の充実等,どれをとっても本学を代表する魅力的な授業科目です。私は「皆さんの人生を変える契機となるプログラム」とこの授業を紹介しています。ただ,この授業に臨むにあたっては,皆さんの心の準備も必要です。一人で,全く知らない土地に,数週間投げ込まれる。しかも,日本語は通じないかもしれない。これは,皆さんにとって,まさにサバイバルです。とはいえ,事前の十分な準備のおかげで,皆さんは自信をもって出発できるでしょう。また現地では皆さんを暖かく迎えてくれることでしょう。どうぞ,チャレンジしてみてください!

国際インターンシップ責任教員
理事・副学長 山口 淳二

 

 

コロナ禍中の国際インターンシップ・プログラムです。異文化と就業体験を一気にオンラン化する事は、初トライですが対外交渉を開始しました。熟慮する間もなくイメージを基に研修構成を議論している中で、独自の北大型インターンシップの骨格が見えて来ました。お受入れ先各社から前向きな回答を頂き、成功を確信しました。いずれコロナが終息し、本来の渡航研修が可能になるまではオンラインです。驚くほどの手ごたえを実感すること間違いありません。迷うときは、先ずだまされたと思って参加下さい。充実した時間と空間がそこにあります。

国際インターンシップ担当教員
客員教授 井上 修平

 

 

コロナ禍で海外留学が難しい状況ですが、来たるべき日のためにイメージしてはいかがですか。国際インターンシップは海外で活躍する日本企業やその国の固有の文化を肌で感じることができます。将来、グローバルな世界で生きる皆さんの指針になることは間違いありません。応募待っています。

国際インターンシップ担当教員
客員教授 島田 元生

 

 

北海道大学「国際インターンシップ」の特徴

 

(1)研修先の国・地域、企業等の多様さ


アジア各国・地域を中心に、豪州、北米、欧州等の世界各地の様々な企業等にて研修を行います。
各研修先の受入人数は1~3人程度です。各学生は問題解決能力や自己管理能力が試されます。

【実績】
初年度(2016年度)  4名(3ヶ国・地域、3拠点)
2年目(2017年度) 19名(7ヶ国・地域、14拠点)
3年目(2018年度) 50名(10ヶ国・地域、39拠点)
4年目(2019年度) 73名(14ヶ国・地域、48拠点)
5年目(2020年度) 30名(7ヶ国・地域、11拠点)
6年目(2021年度) 68名(17ヶ国・地域、34拠点)
※ 新型コロナウィルス感染症の影響により2020年度及び2021年度はオンラインにて実施。
→研修先・参加学生数(2016年度~2021年度)

7年目(2022年度 夏季) 渡航41名、オンライン8名(14ヶ国・地域、27拠点)

(2)キャリア教育としての実務型研修+海外で活躍する社会人との対話

就職直結型のインターンシップではなく、学生の総合力を培う実践的キャリア教育として行われます。学生が自らの専門分野や進路に関連した企業等での研修を通して、国際性とリーダーシップ力を醸成するとともに、グローバルな視点で自らのキャリア(人生)や進路を検討することを目的としています。研修先では、企業等から提案された実務型研修を行いますが、本学からの申し出によっては、学生の要望に沿って研修内容を柔軟にカスタマイズいただける可能性があります。(注:すべての企業等で可能というわけではありません)
また、研修先で活躍する方々との交流に加えて、海外で活躍する本学OBOG生との懇親機会も設けられています(派遣国・地域による)。

(3)費用サポート

本プログラムにかかる全ての費用は,学生の負担となりますが(日本国内移動費,国際線航空運賃,現地交通費,旅券・査証取得経費,海外旅行保険料,宿泊費,食費,予防接種費用,研修先への土産等購入費,その他個人的費用等を含む)、充実した奨学金制度により学生の経済的負担を軽減させます。(募集説明会等にて詳細は説明します)

(4)充実した事前・事後授業

国際インターンシップは、事前授業・海外研修・事後授業の一連の学習からなる国際教育プログラムです。海外研修には本学の教職員は同行しませんが、海外での研修に対する不安を軽減し、インターンシップに対する心構えを身に着け、研修後の学びの定着を図るため、充実した事前・事後授業を行っています。

◆事前授業(全5回程度)・・・6月~7月頃
授業内容:オリエンテーション、企業等研究、地域研究、安全教育、個別面談 等

(事前授業の様子)

 

 

◆事後授業(全2回程度)・・・10月頃
振り返り、成果報告会

(事後授業の様子)

 

(成果報告会の様子)

 

 

◆海外研修・・・8月~9月
海外研修は、基本的に研修先ごとに1名~3名程度派遣され、各企業等現地拠点にてご用意いただいた研修を行い、最終日に報告を行う流れとなっています。

2019年度研修スケジュール例(製薬会社:インドネシア・ジャカルタ)