<Q1>大学院生も交換留学できるのか

<A1>大学院生(修士・博士)も交換留学に申請することは可能です。ただし、申請前に自分の専攻にあった指導教官を見つけるために協定大学と交渉する必要があります(博士(後期)課程のみ)。交渉は可能な限り自分で行ってください。過去に応募した博士(後期)課程学生の中に留学先大学の指導教員の内諾を得られず、留学できなかった方が数名います。交渉はできるだけ早い時期から始め、協定大学の正規課程の締切前に内諾を得てください。内諾を得られない場合には、交換留学が取り消しになることがあります。


<Q2>交換留学に応募する際に注意すべきことは何か

<A2>北大の協定大学の中には、外務省の海外安全HPに「危険レベル」が出る可能性のある国・地域が含まれています。具体的には、留学都市または発着都市が「十分注意してください」(レベル1)と警告されている国・地域への留学を希望する方(特に学部生)は申請にあたって以下の3条件をすべて満たす必要があります。

1.途上国での経験を有すること
2.十分なコミュニケーション能力があること
3.留学中に研究室の十分なサポート体制があること

危険情報が出ている国へ留学を希望する場合には、事前に国際交流課にご相談ください。


<Q3>TOEFL ITPでも留学時の語学基準として認められるか

<A3>認められません。TOEFL ITPはあくまでも「模擬試験」ですので、正式証明であるTOEFL iBTのスコアを申請前に取得して下さい。(「語学試験」参照)


<Q4>求められる語学スコアはいつまでに取ればよいのか

<A4>交換留学の場合は、交換留学応募書類の提出締切日までに要求されるスコアを提出しなくてはいけません。


<Q5>交換留学の選考基準は何か

<A5>選考は、まず協定大学の要件(語学スコア等)を満たしていることに加え、大学の成績、履修計画、志望動機・目的、指導教員の推薦書等の結果を総合して行います。


<Q6>交換留学の候補者に決定された後にはどんな手続きが必要か

<A6>
【協定大学への申請手続き】
交換留学の候補者決定通知を受け取った後(メールでの内示を含む)、協定大学への申請手続きが始まります。協定大学への申請手続きは大学によって申請締切日が異なりますので、担当者から皆さんに個別に連絡します。連絡を受けたら速やかに申請書類を作成し(オンライン含む)期限までに必要書類を提出してください(ウェブサイトでの登録のみの大学もあります)。大学への申請後、通常2~3ヶ月程度で入学許可書が届きます。

【ビザ(査証)の申請】
入学許可書が届いたら大使館等で留学ビザの申請手続きを行います。ドイツ等一部の国を除いて必ずビザ申請をする必要があります。ビザの申請から発給までは時間がかかりますので、入学許可書が届いたらすぐに申請できるようあらかじめ提出書類を準備してください。特に、7月・8月は語学研修ビザの申請が増加し、大使館等が繁忙期に入りますので、その時期はなるべく避けるようにしてください。ビザ申請に必要な提出書類は各大使館等のHPに掲載されています。
また、留学後に「滞在許可書」の取得が必要な国もあり、国によっては戸籍謄本等をあらかじめ現地語に翻訳する必要があります。こちらも、各大使館等のHPに情報が掲載されていますので、留学してから慌てないよう事前に準備して行ってください。
加えて、日本学生支援機構の海外留学支援サイトにも、ビザ取得に関する詳しい情報が掲載されています。是非、ご覧になってください。(ホーム>よくある質問集>出発までの準備と現地の生活情報)

【航空券の手配】
ビザ(査証)が取得できたら航空券を購入します。航空券は北大生協、旅行代理店、インターネット等で検索し、自分で手配してください。海外旅行の航空券は、申込みが早ければ早いほど安価に購入できますのでビザ取得前に手配することも可能です。しかし、格安航空券を購入した場合には、予定の変更ができず、ビザの発給が遅れた場合など一旦キャンセルして買い直さなければならないなどリスクが伴うことを十分理解してください。

【寮の申請】
寮の申請については、入学許可申請と同時に行う大学と別々に行う大学(入学許可書発給後に行う等)の2種類があります。大学によって対応が異なりますので詳細については担当者から説明します。

【留学中の保険について】
大学によっては、国の法律によりその国または大学の保険に加入することが義務づけられている場合もあります。それ以外の場合には、万一の事故や盗難等に備えて必ず海外留学保険「学研災付帯 海外留学保険(付帯海学)」及び海外留学安全対策協議会(JCSOS)が提供する「危機管理保険(J-TAS)」に加入していただきます。保険料は、留学期間によって異なりますが、1年間の留学の場合、約10~12万円程度です。

【予防接種について】
FORTH(厚生労働省検疫所)は、海外渡航者のための感染症情報を提供するほか、海外渡航に伴って必要となる予防接種の情報を提供しています。同HPには国別・地域別に検討すべき予防接種の種類の目安が掲載されており、どのようなスケジュールで接種を行うべきか計画を立てることが可能です。例えば、アジア、アフリカ、中南米に存在するA型肝炎は渡航前に最低2回(初回接種から2~4週間後が2回目)接種する必要がありますので早い段階から接種を始めなければなりません。
札幌市では、市立札幌病院等で予防接種を実施していますが、種類によっては予約が必要な場合もありますので事前に確認してください。なお、検討すべき予防接種の種類については、留学先のみならず、第三国を経由して渡航する場合・帰国する場合には、経由地にも注意を払ってください。

【交換留学生派遣前オリエンテーション】
すべての交換留学生は、このオリエンテーションに参加しなければ留学することを認めません。オリエンテーションでは、現地での心構えや出発前にやっておくべきこと、危機管理についてなど重要な事項を説明します。また、前年度に留学した留学体験者や、協定大学から留学している外国人留学生も参加し、様々なアドバイスをもらえます。

【北海道大学交換留学誓約書の提出について】
すべての交換留学生は、留学前に「北海道大学交換留学誓約書」を提出し、その写しを留学先に持参しなければなりません。誓約事は13項目からなっており、誓約事項に違反した揚合には、交換留学生の資格を取り消され、交換留学が中止もしくは中断となったり、奨学金の支給停止、返還等、北海道大学からの支援を打ち切られ、処罰の対象となる場合があります。交換留学生は大学の代表として留学することを自覚し、単位取得や危険行動を慎み、常に報告・相談を怠らないなど、必要な義務を果たすよう努めてください。


<Q7>大学の危機管理体制はどうなっているのか

<A7>交換留学・短期語学研修等、高等教育推進機構が主催するプログラムに参加する学生は、学研災付帯海外留学保険(付帯海学)に加入していただきます。また、大学は、JCSOS(海外留学生安全対策協議会)の「危機管理保険(J-TAS)」への加入を義務づけ、日常生活におけるトラブルや病気・事故のサポートから緊急事故の支援等、万一の事態に備えて危機管理体制を強化するよう努めています。また、交換留学する学生には国内の連絡先を把握するために「緊急時連絡先届」を、また、留学先での連絡先を把握するために「連絡先届」の提出を義務づけています。さらに、留学先国から移動する場合(旅行・一時帰国等)のスケジュールを北大の指導教員・国際交流課・所属部局の教務担当等・緊急時連絡先等に事前に届け出、許可を得るよう義務づけています。