オンライン【北米地域3大学複合プログラム】(2020年度春)Hさん

プログラム種別【オンライン】短期留学スペシャルプログラム
留学年2020年
言語英語
地域名北アメリカ
行先国名アメリカ・カナダ
大学名ワシントン大学・アラスカ大学・ブリティッシュ・コロンビア大学
部局名医学部
課程学士
新渡戸カレッジ該当

〈プログラム参加のきっかけ〉
私が短期留学スペシャルプログラムに参加してみようと思ったきっかけとして、まず挙げられるのは直接海外の大学の講義を受けることで得られるものがあると感じたからです。当初は「オンラインなのに何が留学だ」と、参加する気は全然ありませんでしたが、「留学か否か」はともかくとして、このプログラムを修了することでなにか成長することができるとポジティブに捉え、参加したい気持ちが大きくなっていきました。次に、友人が参加することを知り、一緒なら最後まで頑張れそうだと感じたことが挙げられます。私もその友人も本プログラムの授業内容とは関係のない学部を専攻しており、留学経験もなく英語に自信がなかったのですが、共に頑張る仲間の存在は大きく、これが最終的に本プログラムの参加を決意することができた理由です。
このように、プログラムの内容に対して厳かな理由があったわけではありません。が、結果としてたくさんのことを学ばせていただき、参加して本当に良かったと感じています。

〈プログラム内容〉
本プログラムは14つのレクチャーで構成されたオムニバス形式の講義でした。参加者はあらかじめ配信される各講義を視聴し、自分なりに要約をするなどして理解を深め、後日リアルタイムで仲間と講義についてディスカッションを行った後、担当講師に来ていただき質問をするという流れでした。講義の内容はサスティナビリティや海洋(資源)に関する環境問題が多く、凡そ英語で行われました。これだけを聞くとただの英語の授業のように思えてしまいますが、上記のようにオムニバス形式であるため毎回異なる講師によって授業が展開され、また、かなり専門的な内容を学ぶこともあり全学教育で行われる英語とは似て非なるものでした。
ディスカッションは、毎回3,4人の学生と1,2人のTAからなる各グループで行われました。TAの方々の存在は大きく、話し合いがスムーズに行われるようサポートやアドバイスをしてくださいました。
今振り返ると、リアルタイムオンラインでの質疑応答は慣れるとメリットが多かったように思えます。皆が一つの画面に収まるので誰にとっても講師との距離が均等であるように感じることができたため質問がしやすく、コメントや資料を共有できるというオンラインならではのメリットも生かすことができました。
講義内容で特に興味深かったトピックはSustainabilityについてです。多くの講義においてこの言葉が登場し、これに関連した内容がありました。
「持続可能性:Sustainability」や「SDGs:Sustainable Development Goals」という言葉は今までに何度も耳にしたことはあったのですが、一体それは何を意味しているのか、具体的にどのような事例があるのかは全然知りませんでした。しかし、プログラムを通してSustainabilityは資源・エネルギーの面ではもちろんのこと、経済の成長や平和、平等にも関わる考えであり、これからの社会において必要不可欠な概念であることが理解できました。私は医療や保健に関係する学問を学んでおり、「持続可能な云々」は全く関わりのない内容だと決めつけていましたがそれは大きな間違いでした。皆が肉体的、精神的、そして社会的に満たされた「健康」な状態を持ってこそ各々の目標に向かって前進することができるため、持続可能な社会という目標を達成するためには土台として健康的な生活と医療・福祉の充実は必要不可欠だったのです。
他にも教育やジェンダー、平等や労働に関する取り組みなど、様々な分野からSDGsへアプローチする方法があることに気づきました。本プログラムでは特に資源や環境に関する持続可能性について学びましたが、今回の学習をきっかけに持続可能性について興味を持つことができました。

〈プログラムを終えて〉
冒頭で述べた通り、本プログラムに参加する学生としては若干動機が弱かったのですが、結果として今日注目されている「持続可能性」について深く学ぶことができ、将来、海外の大学へ留学(便宜上これを「リアル留学」と表現します)することへのモチベーションを高めることができました。このプログラムがリアル留学と全く同じであったとは言えませんが、「リアル留学への架け橋」的存在としてすばらしい内容でした。オンライン留学は、リアル留学に比べて気軽に参加でき、自分の英語力がどの程度であるかを明確に把握する機会としても役立ち、オムニバス形式が実際に海外の大学の講義を受けているという雰囲気を作ってくれました。このプログラムをやり終えたことで、リアル留学に対する漠然とした不安が軽減した学生は多かったことでしょう。
今回は例年と違ってオンラインでの開催となってしまいましたが、本プログラムに参加して自分自身が成長したことを強く実感しています。今後オンライン留学の参加に迷う学生がいれば、ぜひチャレンジしてみてほしいです。
今回はこのような貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。

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